施工事例#16 旭 FRP防水工事

施工事例

こんにちは、11月になり、今年ももう少しで終わってしまいますね、、

当社もこれから年末にかけて、ありがたいことに大変忙しくさせていただいており、西へ東へ毎日従業員が走り回っております😆

今回はFRP防水工事をご依頼をいただきました。

施工前

劣化が原因で水が侵入して、雨漏りすることもあるので、定期的なメンテナンスが必要です。パッと見た感じはそれほどでも、よく見たら、結構劣化していたなんてこともあるので、たまに気にしてみてあげるといいかもしれません。

ケレン作業

一番最初に、丁寧にケレン(擦って旧塗膜、汚れなどを落とすこと)してあげることで、仕上がりが大きく変わります。

樹脂塗布、マット貼り付け

次に樹脂、マットの貼り付けを行います。

紫外線や雨風などから防水層の表面を守るため、防水層の上にはトップコートと呼ばれる保護仕上げ材を塗って仕上げます。

最後にトップコートを塗布して完成です!!↓

施工後


軽量でありながら耐久性が高く、小面積の場所に使用すると費用対効果が高くなるので、住宅においてはベランダに最適な防水工法といえます。

FRP防水には多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。
メリットとデメリットをよく理解しておくことは、メンテナンス計画を立てる上で非常に重要です。
そこでFRP防水のメリットとデメリットをご紹介します。

〇メリット

・軽量でかつ防水性が高い


FRP防水は軽量(3~5㎏/㎡程度)なので構造躯体への負担が少なく、地震の際にも建物の揺れを軽減できます。
そのため耐震性に優れているといえ、かつ浴槽やプール、船体などにも使用されるほどの防水性(中に水をためても漏水しない)を備えています。

・衝撃に強い


繊維強化プラスチックのため衝撃に強く、人の歩行にも耐えることができます。
そのため、バルコニー、ベランダの防水材として最適といえます。

・耐候性、耐久性に優れる


薬品にも強く腐食しにくいため、プールや浄化槽、下水道施設などにも良く使われています。

・工期が早い


FRP防水は塗膜の硬化時間が短いため、施工は何度か重ね塗りをしても1~2日前後で終了します。
他の防水工法と比較すると、工期は半分程度です。
ちなみにFRP防水の工期が約1~2日ほどなのに対して、ウレタン防水は約4~5日かかることが多い様です。

〇デメリット

・費用が高い

ウレタン防水やシート防水などの他の防水工法と比較すると、費用が高くなります。
そして施工面積が大きくなるほどその差が大きくなり、費用が2倍ほどになってしまうことがあります。
そのため比較的小面積の場所に適した工法といえます。

・紫外線に弱い

プラスチック素材が使われているので、紫外線に弱いという欠点があります。
したがって基本的に5年に1度は表面の防水層を保護している「トップコート」の塗り替えが必要になる場合があります。

・独特の臭い

FRP防水施工中にはシンナーよりも強いといわれるほどの独特の臭いが発生します。
そのため、近隣への配慮が必要になります。

・場所によっては不向きなことがある

FRP防水は伸縮性が低いため、木造の広いバルコニーや鉄骨下地、雨漏りが長く続いた箇所などでは、下地の伸縮に追従できずにひび割れが生じる恐れがあります。
したがって歪みが生じやすい箇所への施工は不向きといえます。

FRP防水は他の防水工法と比較して価格が高いですが、FRP防水が持つ軽量で丈夫なメリットを最大限に活かすことができる場所で最大限効果を発揮します。

例えば、今回の施工のように、人の出入りが激しく、比較的使用頻度の高いバルコニー、ベランダへの使用が最もFRP防水のメリットを活かすことができます。

ただし、前述の通り、向き不向きがあることや、過去の施工状況によっては、違った施工方法をとる場合もあります。

岡﨑建装では、現況の状況に合わせて、お客様に最適なご提案をさせていただいております。

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