エアープロット

窓を、安全の入口へ。

私たちが仕事や生活をしている空間には目に見えないウイルスが漂っていて、感染の脅威はすぐ近くに潜んでいます。

化学の力で、室内のウイルスを分解する。

そんな本質的な解決方法をめざし、ゼンワールド触媒研究所が北海道大学と静岡大学との共同研究によって、エアープロットは開発されました。

エアープロットはプラチナチタン触媒が含まれた液体で、窓に塗ると化学の力によって空気中の微細な有害物質を吸着。

そこに太陽光(紫外線)が当たると、触媒の働きでウイルスなどを分解します。

ウイルスの脅威にさいなまれた世界を化学の力で変えていく。エアープロットは、窓を安全の入口へとシフトしていきます。

エアープロットの仕組み

吸着 → 分解 → 無害化の3ステップでウイルスを撃退

1 吸着

空気中にただようウイルスをエアープロットの化学吸着力で窓に引き寄せます。(夜でも吸着します)

プラチナ(Pt)が主触媒となり、二酸化チタン(TiO2)の触媒反応を活性化。化学吸着力の働きで空気中のウイルスを吸着します。

2 分解

太陽の光(紫外線)を受けると化学の力でウイルスは変性して原子(C、H、Oなど)に分解されます。

表面に付着したウイルスは強力な酸化還元反応によって原子レベルに分解されます。

3 無害化

原子は化学反応によって水蒸気(H2O)や二酸化炭素(CO2)などの分子になり、空気中に放出されます。

分解された原子にも酸化還元反応が働き、水蒸気(H2O)や二酸化炭素(CO2)などの分子に変化します。

ミクロの物質を分解

エアープロットを塗ったガラスに、有機物である「スギ花粉」と「ダニの糞」を紫外線を1時間照射。強力な酸化還元反応によって物質に変性が起こり、時間経過とともに分解されていきます。

走査電子顕微鏡 Tiny-SEMで撮影

空気中の有害物質を浄化

VOC(揮発性有機化合物)の一種である窒素酸化物を用いて、エアープロットの性能試験を実施。一般的な光触媒(二酸化チタン)と比べ、NO(一酸化窒素)の除去率(吸着)は9.2倍、NO2(二酸化窒素)の生成率(分解・無害化)は18.2倍と、優れた空気浄化性能を実証しました。

ウイルス以外にも効果を発揮

エアープロットはプラチナチタンの触媒反応によって空気中の有機物を分解するので、ウイルスはもちろん有害な化学物質(VOC)や花粉なども削減します。

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